もう5年も前の話なのですが、ある日の夕方、
車で地直し屋さんへ行った帰りに何気なくラジオを聞いていると
小学生の声が聞こえました。4〜5人のグループの様でした。
ラジオ番組の内容は、スタジオでメインの放送を行い、
赤いはっぴを着た落語家とディレクターが
京都市内を歩いてリポートするという番組でした。
下校時間なんだと思って聞いていると、
突然、「はやかわ○○○○です」と子供の名前が、、、。
「今のは確かに我が子の声」と思いました。
「名前を聞かれたらはっきりと答えられるんだ」と感心していたのです。
ところが、よく考えてみると大人はラジオのレポートだとわかります。
レポーター本人も「KBS京都です」と名乗ってラジオからレポーターの声が
聞こえたら信じるでしょう。
でも、子供(小学校1年生)にラジオとか生放送とか理解出来るでしょうか?
帰ってから子供に事情を聞いても全く理解出来ていない様子でした。
「名前を聞かれたら大きな声で答えましょう」とか
「いっぱいお友達作りましょう」とか、
コミュニケーションを取る方法ばかりを教えていました。
「人を見たら泥棒だと思え」なんて6歳の子供に教えられる訳がありません。
でも、その時初めてむやみに名前を答える事の怖さを知りました。
あの時、息子はラジオレポートでなくても名前を答えていたと思います。
ここ数年、子供のに関する事件、事故が多く報道されています。
通りがかりに車から我が子に声をかけただけでも
警察に通報されるのではという気さえします。
今まで間違っていた教育をどれだけ私たちの時代に修正出来るでしょうか。
次の時代への責任を感じた出来事でした。




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