京のひきぞめやブログ

ある臭い

ある小さな子どもがその母親に向かって、「トイレの臭いがする」と言っています。
人の多くいる町中でそんな臭いする訳がないのです。
しかしながら、子どもは「トイレの臭い」と言うのです。

で、よく考えてみるとキンモクセイの香りがしていたのでした。
個人的には好きな香りです。
この時期の特有の香りと言ってもいいと思います。

そのキンモクセイの香りをトイレの臭いと勘違いしている子どもはどうなんでしょうか。
芳香剤の記憶とキンモクセイとが合致する記憶力は子どもの成長にはなくてはならないと思います。
しかし、合成品が主たる記憶となっていて、本来の草花の香りが比較対象になるのは寂しい話です。

これは、香りや臭いだけの問題ではないと思っています。
合成着色料や合成甘味料は我々の生活になくてはならない物になっています。
本来の味を知らずに合成されたもので、その品の味をイメージしてる事が多いのではないでしょうか。
大人はともかく、子供達にはオリジナルとコピーの違いをしっかりと教えたいものです。

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