京のひきぞめやブログ

2007年1月アーカイブ

kyotocinema-01.jpg

先日、久しぶりに「京都シネマへ」行って来ました。
昨年の12月4日で「京都シネマ」が出来て3年目になります。
http://www.kisaragisha.co.jp/kyotocinema/index.html
京都シネマの音響設計および施行は、日東紡音響エンジニアリングという会社が請け負ったのですが、実はこの会社に私の弟が勤めております。
弊社のデザインとプリントした扉も弟が施主様に薦めてくれたのです。
cocon烏丸の工事中に出入りしていた私は映画館が出来上がる状況をこの目で見て来ました。
「京都シネマは音響がいい」と当時のラジオコマーシャルなどで言ってましたが、
実際の所、どの程度良いのかなど素人にはわかりません。
周りからも「音が、音が、」と聞くので弟に「どの程度いいの?」と質問した事があります。
弟曰く、「一般の人の出入り出来る建物の中で最高レベル」と返事が返って来ました。
「映画は映像と音で成り立ってる、いくら高度な映像でも音のレベルが悪かったら見られない」と言う様な事も言ってました。
オープン前にこんな事がありました。
ホワイエに誰もいない状態でシネマ1(さくらのデザインの扉)に入って、一番扉に近い所に座ります。ある男の人にホワイエの所をスニーカーで歩いてもらったのですが、
ちょうど女子トイレの横が緩やかなスロープになっていて
そこを歩く時に音が聞こえたのでした。微かな音です。私は指摘されないとわかりませんでした。静まり返ったシネマ1の中には男3人。ホワイエには1人。そんな静かな所でスニーカーの柔らかな音が聞こえた所で不都合があるのでしょうか?
実際は映画館の中では音が鳴るわけですから、ホワイエでのお客さんの話し声さえ聞こえないのですから。
弟の肩を持つ訳じゃないですけど、「そこまでこだわるか?」って思いましたね。
スニーカーの音は床を通じて映画館内に入り込んでいるらしいので、スロープと映画館の間に溝を入れてそこにゴムを入れる処置をするとか言ってました。

音の良さを手助けしているもう一つの大きな要素は、「お客さん」にあります。
室内で食べ物は禁止で、飲み物を飲む方もほとんどおられませんし話し声もありません。
「見たい映画だから真剣に見る」という雰囲気がお客さんの中に感じられます。
だから、小さな映画館ですが、自分の為だけに上映しているような錯覚を持ってしまいます。

映像と迫力だけでない細部にわたる音質は「京都シネマ」でしか味わえないですよ。

ホームページをリニューアルしました。
今回も管理人、笑福の技術を駆使して作ってみました。
しかしながら、ご覧になられるブラウザによっては、
レイアウトが崩れていたりするかも知れません。
皆様のブラウザおよびバージョンにマッチしたものを作って行きたいと思っていますが、
現状では特定のブラウザを基準にして制作しなくてはなりませんので不具合の出る事を
ご了承ください。
Windowsの場合はFireFox、opera、MacでしたらSafariなど、
モダンブラウザでしたらほぼ大丈夫かと思います。
多数の方が使われておりますWindowsIEも6.0までは動作確認しております。
(IE7.0は未確認)。
今後とも「京のひきぞめや」をよろしくお願いします。

着物の染色には、主に酸性染料を使っています。
絹、羊毛等が染まります。
麻や綿は反応染料を使っています。すべて化学染料です。

ところで、皆さんは「草木染め」と言う言葉をお聞きになった事があると思います。
子供の頃に朝顔の花でハンカチ染めたりってしませんでしたか?
草木の抽出液の中に染めたい物を入れて煮たりするのが一般的なのですが、
引染でも草木染めが出来ます。地入れをした生地に抽出液を引いて乾いた後媒染します。
あとは水洗いして整理加工です。酸性染料の様に蒸す行程がありません。

着物の売り場にも草木染めの商品がありますが、一般的に並んでいる「草木染め」は
染料液の中に草木の抽出液を混ぜて染めている事がほとんどです。
草木の抽出液は染料店で購入出来ます。種類は色々です。
柿渋エキスは比較的安いですが、濃色にするとにおいがきつく消えません。

誤解していただいたら困りますので再度書きますが、
あくまで一般的です。特別な作家の単品ものや個人的に作っておられる物は省きます。
草木染めは色の再現性に乏しくなかなか同じ色目を出す事が難しい染色技法です。
ですから、色見本で追加を取ったり、全国展開して同じ物を売り出しているような商品は
一から草木で染めたものではなく、染料に抽出液を混ぜた物だと思っておいてください。
某人間国宝の方の商品にもそのような物がありました。

もう一つ、これは染めとは関係ないのですが、「本金使用」とか「純金箔使用」とか書いてある商品があるとします。この「使用」という言葉にはからくりがあって、
すべてが純金ではないと言う事です。一部だけ純金をつかっても「使用」していますし、
小さな箔1枚でも「使用」となります。これは作り手が勝手に解釈しているだけの事で、
商品説明としては色々問題があると思ってます。
もちろん、全て純金を使用している物もあります。

売り場に行かれて疑問に思われたら販売員に聞かれたらいいと思いますよ。
販売員が知識を備えている事が前提となりますが、、、。

私も草木染めで下染をした着物を持っていますが、ちょっと違った色目がでて面白いとは思っています。

「草木染め」を否定はしません。ただ、一般の方のイメージしておられる「草木染め」とは違うと言う事をお知らせしておきます。

あけましておめでとうございます。
旧年中は皆様にお世話になりありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

本年は、ホームページをリニューアルを行いたいと思っております。
ご意見等ございましたら遠慮なくお知らせください。

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